コラム

2024.08.27

DOSHI OFFICEはゼロ発想の仕事に向いています/山口富士子 さん・ホール・ブライアンさん夫妻

DOSHI OFFICE

高校生まで道志村で過ごし、東京の大学を卒業後は転職しながらグローバル企業で活躍する山口富士子さん。就職後に海外のビジネススクールで旦那さんのブライアンさんと知り合い、現在旦那さんの故郷である米国アリゾナ州を基盤に生活しています。海外転居後も、少なくとも年に1度は道志村に帰省する富士子さんに久しぶりの道志村やDOSHI OFFICEについて感想を聞いてみました。

DOSHI OFFICEはゼロ発想の仕事に向いています/山口富士子 さん・ホール・ブライアンさん夫妻

DOSHI OFFICEにおかげで夢だった長期滞在が叶いました

―――道志村におかえりなさい。今年はDOSHI OFFICEで仕事をしながら過ごしていると聞きましたが、久しぶりの里帰りはかがですか?
富士子さん)DOSHI OFFICEのおかげで、道志村を離れてから夢だった村から働きながらの長期滞在が叶いました(笑)。昨年までは帰省して道志村で過ごそうにも、仕事をしなくちゃいけない、でも環境が整っていない、だから、平日は東京のオフィスで働き、週末は道志村に戻るといった感じで、せっかく日本に帰ってきたのに道志村には長期で帰省できなく歯がゆかったです。でも今年はDOSHI OFFICEがあるから道志村をベースに働きながら、必要な時だけ東京のオフィスに通っています。おかげさまでこの夏は道志村にいる家族との時間も増え、友達ともいっぱい会えています。さらに道志小学校に子供たちを2週間体験入学させることもできました。

―――アメリカとは全然違うと思いますが、子供たちは道志小学校に入学していかがですか?
富士子さん)環境のせいか、道志の子供たちは良い意味で子供らしい姿を沢山見せてくれて、本当にピュアだなーと感じました。子供たちは学校のみんなに歓迎され、すぐに学校に溶け込めまして、毎日明日が待ちきれない!という感じで学校を楽しみにしていました。もう来年も道志小学校に通いたいと言っているほどです(笑)。道志村は学校の先生や他の学年も含め子供達全員との距離が本当に近く良い教育環境だと思います。振り返れば、私も恵まれた教育環境にいたんだなと気づかされました。

DOSHI OFFICEにおかげで夢だった長期滞在が叶いました
この夏は道志小学校へ体験入学

DOSHI OFFICEは夫婦の出勤先です

―――DOSHI OFFICEは2024年の春にリニューアルしました。リニューアルされたDOSHI OFFICEではどんなふうに利用されていますか?
富士子さん)実は昨年サテライトオフィスの存在を知ったのですが、数回だけ利用した程度でしたが、設備や環境も充実した今年は子供たちが学校に通っている間の出勤先として夫婦で利用させてもらっています。ブライアンとは仕事は別なので、DOSHI OFFICEではそれぞれ自由に働いています。集中したい時には新設のコワーキングブースを活用し、オンラインミーティングでは窓から見える道志村の自然をみんなに披露したりして、オンラインの向こうにいるみんなにも道志村の自然を自慢してみました(笑)。
あとは、音楽を流しながら仕事もしていましたが、鳥の鳴き声などの自然音も最高のBGMでしたね。私はちょっと休憩したいときは、DOSSHI OFFICEの周りを散歩して気分転換をしています。都心とは違い、オフィスを周りの自然が私の頭をリセットさせてくれるところがとても気に入っています。ブライアンは外でバスケをしてリフレッシュ、大自然の中のバスケットゴールは彼にとって格別なリフレッシュの場となっています(笑)。

DOSHI OFFICEは夫婦の出勤先です
出勤にはバスケットボールを持参は必須

レスポンシブな仕事よりクリエイティブな仕事

―――ブライアンさんは道志村で過ごし、そしてDOSHI OFFICEで仕事をしてみていかがですか?
ブライアンさん)もう10回以上道志村に来ていますが、都心から近く自然豊かで良いところです。何が良いかというと、自然に囲まれ選択肢が少ないことです。生活するに選択肢が少ないことが不便ではなく、シンプルでスマートなライフスタイルで過ごせます。東京でも今住んでいるアリゾナでも、私たちの周りには選択肢が多すぎます。ご飯を食べるにしても、コーヒーを飲むにしてもどこに行くか?選択肢が多いです。それだけ、決断する場面が多く、悩むのに時間が取られます。しかし、道志村では選択肢が限られることでシンプルな生活ができます。アップルの元CEOのスティーブン・ジョブズが毎日同じ服を着ていたように、小さな選択を減らすことで、重要なことに正確な判断が下せるようになると私は思っています。また選択という邪魔が少ないので集中して新しい事業のクリエイティブに時間をかけることが出来ます。

―――DOSHI OFFICEのコンセプトにワーケーションとともにクリエイションの伴うワークスタイルということもうたっています。まさに体感されていますね?
富士子さん)普段どうしても手元のやるべき作業に追われがちで、中々、長期的なことや時間をかけて0から考えたいこと・クリエイティブなことを考える纏まった時間を捻出するのって簡単じゃないな、と思っていました。道志村にいる時は、このいつもと異なる環境にいること、違う景色に囲まれていること、自然のなかでぼーっと休憩できること、等々の助けも借りて、長期的なこと・クリエイティブな仕事に集中する時間を確保できているように感じます。選択することに時間をとらない上、自分のペースで仕事ができています。今は、夫婦それぞれ別々に自分の仕事をしていますが、長期的にはこんなこともしてみたいね、という夢を共有して、プランを考えてみる良い機会にもなりました。ゼロ発想からビジネスを考える場所としてDOSSHI OFFICEは打って付けだと思いますね

レスポンシブな仕事よりクリエイティブな仕事
二人のお気に入りのDOSHI OFFICEの窓の風景

ユースケースに道志村ならではのワークスタイルを

――――DOSHI OFFICEがお二人の滞在に役に立ち嬉しいですね。これからもっとDOSHI OFFICEをアピールするに何か良いアイディアはないでしょうか?
ブライアンさん)ユースケースをいくつかまとめると利用者にとってよりイメージが湧きやすいかな、と思います。DOSHI OFFICEを利用するにあたり、だれがどこでどんなことができるか、そこに道志村ならではのアクティビティ含めるとなおさら良いと思います。例えばオフサイトミーティングするにしても、交通手段は?何時についてどこでミーティングするの?ランチは?午後のリフレッシュは?ということについて、こういうユースケースがあるよというのがわかると、利用者も計画がしやすくてハードルが下がるのではないかなと感じます。都内の友人家族を招いたときに、都心からこんなに近く豊かな自然がありかつワーキングスペースもあってとてもいいね、でも自分達はここをよく知らない、どうやって過ごせばよいかもわからないからイメージできるものがあるなと良いと言っていました。

富士子さん)私は多様化するワークスタイルの受け皿としてDOSHI OFFICEを特徴づけられたらと思います。日本でもオンラインでの仕事が普及したのでこれからもっと多拠点生活や副業だけでなく複業などが増えるだろうし、さらに日本でも従来の型にはまるのでなく個々それぞれのワークスタイルで自由に働ける人が増えたら素敵だなと思いま すね。例えばキャンプが好きだから道志村でキャンプしながら、でも日中は何の制約もなく都心のオフィスや自宅と同じクオリティで仕事ができるとか、都心との近さから第二拠点としてゼロ発想のクリエイティブな場として活用するとか、そんなニッチな働き方をする層を応援するDOSHI OFFICEとしてエッジを効かせたらいいじゃないかな、と思います。それこそ、ブライアンの言うユースケースに道志村ならではのワークスタイルをまとめると良いのでは?と思います。

――――そうですね、ユースケースをきっかけに利用を促進できたらと思います。今後定期利用だけでなく、研修やイベントようにスポット利用もできるようになるので、そこで企業にはまず体験してもらってもいいですね。
富士子さん)道志村で会社のオフサイトミーティングもいいですよね。同僚や友達にも道志村の良さをアピールしてみようかな(笑)

ユースケースに道志村ならではのワークスタイルを
クリエイティブな仕事をするには最適な環境という二人
Profile

山口富士子さん/ブライアンさん

道志村出身/米国アリゾナ州で9歳(長女)、6歳(次女)の二人のお子さんを育てながら日本の企業で働くワーキングママ。趣味は日米スポーツ観戦、家族で映画鑑賞、週末は、家族みんなで映画館に出かけています。

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